在宅看護をご存知でしょうか。
全国の医療機関が在宅介護に関して積極的に受けて入れているようです。
東京の多くの病院も同様で、在宅介護を希望する患者さんやそのご家族に対するケアにも力をいれているところが増えて来ているそうです。
看護師が在宅看護を行うとき、看護師としての経験年数は多い方がよいでしょう。
在宅看護においては観察力、洞察力、そこからどうしていけばよいかという判断力が
必要になってくるからです。
病院での入院看護は必要な物品が病院に揃っているので、ベッドサイドに行って
足りないものがあれば、取りに戻れば良いですが、在宅であればそういうわけには
いきません。しっかりとその日行うことを計画、チェックし、必要物品の準備をします。
それでも足りないものがあったときは創意工夫をこらさなければなりません。
家庭にある何かで代用工夫し看護に役立たせるのです。
ベッドでシャワーというとき、簡易シャワーがあるとはいえ、在宅では
必ずしも準備できるわけではありません。
そのようなときにはペットボトルにお湯を入れ、キャップに細かい穴を開け、シャワーのように
お湯が出るように工夫します。
ベッドでそのようなシャワーを使って洗髪するとき、布団が濡れないように
体の下にレジャーシートなどを敷いて、その上に大人用の紙おむつを敷くと
紙おむつがお湯を吸収するので周囲を濡らさずに洗髪ができます。
在宅看護で訪問した時間内だけでも足を温めてあげたいと思えば、蒸しタオルで足を包み、
ビニール袋で覆いその上にタオルをかぶせると一定温度を保つことができます。
これだけでもとても気持ちがよいものですが、それにアロマオイルを数滴たらすだけで
違ったリラックスを感じていただくこともできます。
在宅看護には看護師経験の年数が長いことだけでなく、看護師自身の生活の知恵が
大いに活かされるものです。
在宅看護において、少しでも中身の濃い看護が提供できるようにするには、
日頃からいろいろなことに目を向けたり、心配り気配りを怠らないことです。